御三卿の石高について詳しく紹介!大河ドラマ『べらぼう 第4回 雛(ひな)形若菜』

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出典:引用元・NHK 大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』公式サイト

大河ドラマ『べらぼう 第4回 雛(ひな)形若菜』では、田安家だけで10万石もある事が判明しますが、それ以外の御三卿の石高について、興味がわいた方もいるでしょう。

そこで、田安家以外の御三卿は、どの程度の石高があるのか?詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。

目次

大河ドラマ『べらぼう』のキャスト

大河ドラマ『べらぼう』のキャストについて、詳しく紹介しています。

日本橋の人々

  • 蔦屋重三郎(俳優:横浜流星)地本問屋『耕書堂』の主人
  • 唐丸-喜多川歌麿(俳優:染谷将太)蔦屋重三郎を兄のように慕う浮世絵師
  • つよ(俳優:高岡早紀)蔦屋重三郎の母
  • みの吉(俳優:中川翼)日本橋進出後の耕書堂の手代
  • たか(俳優:島本須美)耕書堂の女中
  • 須原屋市兵衛(俳優:里見浩太朗)書物問屋『須原屋』の主人で、蔦屋重三郎と親交が深い
  • 鶴屋喜右衛門(俳優:風間俊介)日本橋通油町の地本問屋『鶴屋』の主人
  • 西村屋与八(俳優:西村まさ彦)地本問屋『西村屋』の主人
  • 岩戸屋源八(俳優:中井和哉)地本問屋
  • 村田屋治郎兵衛(俳優:松田洋治)日本橋通油町の地本問屋
  • 奥村屋源六(俳優:関智一)日本橋の地本問屋
  • 松村屋弥兵衛(俳優:松田洋治)日本橋通油町の地本問屋
  • 鱗形屋孫兵衛(俳優:片岡愛之助)地本問屋『鱗形屋』の主人

将軍家・御三家・御三卿

  • 徳川家治(俳優:眞島秀和)江戸幕府第10代将軍
  • 知保の方(俳優:高梨臨)家治の側室で、気性が荒い性格
  • 高岳(俳優:冨永愛)大奥で権勢を振るう人物
  • 大崎(俳優:映美くらら)豊千代の乳母
  • 徳川家斉(俳優:長尾翼)徳川家治の後継者
  • 徳川治貞(俳優:高橋英樹)御三家・紀州藩の藩主であり、名君として名高い
  • 一橋治済(俳優:生田斗真)御三卿・一橋家の当主であり、野心家
  • 清水重好(俳優:落合モトキ)御三卿・清水家の当主
  • 田安治察(俳優:入江甚儀)御三卿・田安家の当主で、賢丸の兄

幕臣や諸大名たち

  • 田沼意次(俳優:渡辺謙)幕府の財政難に立ち向かう老中
  • 田沼意知(俳優:宮沢氷魚)田沼意次の嫡男であり、非業の死を遂げる人物
  • 田沼意致(俳優:宮尾俊太郎)田沼意次の甥
  • 三浦庄司(俳優:原田泰造)田沼家用人
  • 長谷川平蔵宣以(俳優:中村隼人)のちに鬼平と呼ばれる人物
  • 松本秀持(俳優:吉沢悠)勘定吟味役
  • 松平武元(俳優:石坂浩二)田安賢丸のために奔走する老中
  • 土山宗次郎(俳優:栁俊太郎)田沼派の官僚
  • 松平康福(俳優:相島一之)江戸幕府の老中
  • 水野忠友(俳優:小松和重)江戸幕府の老中
  • 佐野政言(俳優:矢本悠馬)騙されて凶行に走る旗本
  • 島津重豪(俳優:田中幸太朗)九州の薩摩藩の藩主
  • 松前道廣(俳優:えなりかずき)蝦夷の松前藩の藩主であり、冷酷非情な性格
  • 松前廣年(俳優:ひょうろく)松前藩の江戸家老
  • 田安賢丸(俳優:寺田心)のちに松平定信となる人物

吉原の人々

  • 花の井(女優:小芝風花)蔦屋重三郎と親しい花魁
  • 朝顔(女優:愛希れいか)心が優しすぎて、非業の死を遂げてしまう人物
  • 九郎助稲荷(女優:綾瀬はるか)江戸の語り手
  • 次郎兵衛(俳優:中村蒼)蔦屋重三郎の兄
  • 誰袖(俳優:福原遥)大文字屋の花魁
  • りつ(俳優:安達祐実)芸者の見番『大黒屋』の女将
  • とく(俳優:丸山礼)次郎兵衛の妻
  • ふじ(俳優:飯島直子)駿河屋の女将で、蔦屋重三郎の養母
  • 駿河屋市右衛門(俳優:高橋克実)引手茶屋『駿河屋』の主人であり、蔦屋重三郎の養父
  • 扇屋宇右衛門(俳優:山路和弘)女郎屋『扇屋』の主人
  • きく(俳優:かたせ梨乃)浄念河岸の女郎屋『二文字屋』の女将
  • 留四郎(俳優:水沢林太郎)蔦屋の奉公人
  • 若木屋与八(俳優:本宮泰風)女郎屋『若木屋』の主人
  • 半次郎(俳優:六平直政)そば屋『つるべ蕎麦』の店主
  • 松の井(俳優:久保田紗友)気性が荒い花魁でも、うつせみを応援してあげた人物
  • いね(俳優:水野美紀)松葉屋の女将
  • 志げ(俳優:山村紅葉)大文字屋で働きながら、誰袖を心配する人物
  • 松葉屋半左衛門(俳優:正名僕蔵)松葉屋の主人
  • 丁子屋長十郎(俳優:島英臣)女郎屋『丁子屋』の主人
  • 大文字屋市兵衛(俳優:伊藤淳史)女郎屋『大文字屋』の二代目で、父とは違い温厚な性格
  • 志津山(女優雨:東野絢香)無口な花魁

絵師・戯作者・狂歌師

  • 大田南畝(俳優:桐谷健太)御家人にして狂歌師
  • 恋川春町(俳優:岡山天音)小島松平家の内用人
  • 朋誠堂喜三二(俳優:尾美としのり)佐竹家江戸留守居役であり、人気の高い戯作者
  • 北尾重政(俳優:橋本淳)板本の挿絵を手掛ける人気絵師
  • 北尾政演(俳優:古川雄大)重政の弟子であり、絵師
  • 北尾政美(俳優:高島豪志)重政の弟子であり、耕書堂の仕事を請け負う絵師
  • 鳥山石燕(俳優:片岡鶴太郎)喜多川歌麿に強い影響を与える絵師
  • 勝川春章(俳優:前野朋哉)役者絵で、人気の高い絵師
  • 朱楽菅江(俳優:浜中文一)狂歌師
  • 元木網(俳優:ジェームス小野田)湯屋の主人であり、狂歌師
  • 智恵内子(俳優:水樹奈々)女流狂歌師
  • 宿屋飯盛(俳優:又吉直樹)狂歌師
  • 唐来三和(俳優:山口森広)戯作者
  • 志水燕十(俳優:加藤虎ノ介)御家人であり、戯作者
  • 芝全交(俳優:亀田佳明)戯作者

蔦屋重三郎と関わる人物たち

  • ふく(俳優:小野花梨)うつせみという名前の元花魁で、今は足抜けして夫と幸せに暮らす人物
  • 小田新之助(俳優:井之脇海)うつせみの夫
  • 平秩東作(俳優:木村了)内藤新宿で商いを行う人物
  • 長七(俳優:甲斐翔真)短期で喧嘩っぱやい所がある性格

大河ドラマ『べらぼう 第4回』のストーリー

(上の画像はイメージ画像であり、写真ACのフリー画像の田沼意次像です)

田安治察が病で逝去してしまって、田安賢丸が「兄上」と肩をガックリと落とす中、松平武元が「何かあれば、この爺(じい)にお任せくだされ」と進言されます。

「それでは、爺。早速、頼みたい事がある」

そう言うと、白河藩行きを何とか止めさせて欲しいと頼み込んで、松平武元は大奥に工作をしかけて、白河藩行きを止めさせる事ができました。

一橋治済は『さぞ、意次は苦労するのぅ』とほくそ笑む中、田安賢丸は「爺。そなたのお陰で助かった」とお礼を言いました。

「いえ、これも先代のおかげです。それより賢丸さま、田沼意次にはご用心ください」「田沼意次?」「はい、今回のことは、田沼意次の差し金です」

吉原では、蔦屋重三郎が忘八の旦那たちに「入銀本をなんとか工面してもらえないでしょうか?」と頼み込むと「俺たちに任せておけ」と言われます。

しかし、忘八の旦那たちは、女郎たちに入銀するように迫ってしまい、女郎たちは蔦屋重三郎に「あたしら、女郎は打ち出の小槌ではありません」と抗議します。

蔦屋重三郎は、まさか女郎たちに負担をかけることになるとは夢にも思っていなくて『なんとか、金をかけずに入銀本を作れないか?』と頭を悩ませました。

そこで、平賀源内に相談しようとすると、最近、流行っている服装の話になり「これだ!」と思いついて、すぐに忘八の旦那たちにかけあいます。

「呉服屋の着物を女郎に来させて、錦絵を描いてもらおうと思っているんです。良い宣伝になるんで、それで金を出させれば、良いんじゃないかと思っているんですよ」

忘八の旦那たちは、ヒソヒソと話し合って『これはいけるぞ』と思って「これ以上、俺たちに働かせるなよ」と言ってもらい「へい」と元気よく返事をします。

蔦屋重三郎は、呉服屋に働きかけますが、誰も良い返事をしてくれなかったのですが、西村屋も協力してくれる事になると、一気に話が進んでいきました。

西村屋は、鶴屋喜右衛門を連れて挨拶にきましたが「自分一人だけを版元にさせて下さい」と言い始めてしまい、蔦屋重三郎だけ除け者にされてしまったのです!

御三卿の石高について詳しく紹介

実は、御三卿である田安家・一橋家・清水家はそれぞれ同じ10万石です。

田安家は武蔵国・上野国・甲斐国などを領地にしていて、一橋家は下野国・下総国などを領地にしており、清水家は武蔵国・上総国・下総国などを領地にしていました。

同じ国を領地にしているように見えますが、国全土を領地にしている訳ではないので、同じ国を分割して統治していた訳です。

逆に言えば、国全土を領地にしているのは大大名ぐらいであり、そのような大名は数える程度しかありません。

御三卿全てを合わせると30万石もあり、これは米沢藩の上杉家や、長州藩の毛利家とほぼ互角であり、いかに力を持っていたか?よく分かりますね。

大河ドラマ『べらぼう 第4回』の感想

御三卿は、徳川宗家が途絶えないために、徳川吉宗が考えついたものですが、御三卿の一角・田安家だけで10万石もありました。

田沼意次にとっては『家を絶やさないために、そこまでの領地が必要とは、金の無駄だ』と思っていました。

1万石だけで300もの兵を雇えるので、御三卿の一角だけで3000もの兵を動員できるようにするのは、田沼意次にとっては認められない事だったのでしょう。

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