瀬川のように自害する遊女は多くいた!大河ドラマ『べらぼう 第7回 好機到来 籬(まがき)の花』

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出典:引用元・NHK 大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』公式サイト

大河ドラマ『べらぼう 第7回 好機到来 籬(まがき)の花』では、瀬川が不吉の名跡と言われていたのは、自害していたからでした。

そこで、瀬川のように自害した遊女は多くいたのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。

目次

大河ドラマ『べらぼう』のキャスト

大河ドラマ『べらぼう』のキャストについて、詳しく紹介しています。

市中の人々

  • 蔦屋重三郎(俳優:横浜流星)地本問屋『耕書堂』の主人
  • てい(俳優:橋本愛)蔦屋重三郎の妻
  • 喜多川歌麿(俳優:染谷将太)蔦屋重三郎を兄のように慕う浮世絵師
  • つよ(俳優:高岡早紀)蔦屋重三郎の母
  • みの吉(俳優:中川翼)日本橋進出後の耕書堂の手代
  • たか(俳優:島本須美)耕書堂の女中
  • 須原屋市兵衛(俳優:里見浩太朗)書物問屋『須原屋』の主人で、蔦屋重三郎と親交が深い
  • 鶴屋喜右衛門(俳優:風間俊介)日本橋通油町の地本問屋『鶴屋』の主人
  • 西村屋与八(俳優:西村まさ彦)地本問屋『西村屋』の主人
  • 岩戸屋源八(俳優:中井和哉)地本問屋
  • 村田屋治郎兵衛(俳優:松田洋治)日本橋通油町の地本問屋
  • 奥村屋源六(俳優:関智一)日本橋の地本問屋
  • 松村屋弥兵衛(俳優:松田洋治)日本橋通油町の地本問屋
  • 鱗形屋孫兵衛(俳優:片岡愛之助)鱗形屋の主人

将軍家・御三家・御三卿

  • 徳川家治(俳優:眞島秀和)江戸幕府第10代将軍
  • 知保の方(俳優:高梨臨)家治の側室で、気性が荒い性格
  • 高岳(俳優:冨永愛)大奥で権勢を振るう人物
  • 大崎(俳優:映美くらら)豊千代の乳母
  • 徳川家斉(俳優:長尾翼)徳川家治の後継者
  • 徳川治貞(俳優:高橋英樹)御三家・紀州藩の藩主であり、名君として名高い
  • 一橋治済(俳優:生田斗真)御三卿・一橋家の当主であり、野心家
  • 清水重好(俳優:落合モトキ)御三卿・清水家の当主
  • 田安治察(俳優:入江甚儀)御三卿・田安家の当主で、賢丸の兄

幕臣や諸大名たち

  • 田沼意次(俳優:渡辺謙)幕府の財政難に立ち向かう老中
  • 田沼意知(俳優:宮沢氷魚)田沼意次の嫡男であり、非業の死を遂げる人物
  • 田沼意致(俳優:宮尾俊太郎)田沼意次の甥
  • 松平武元(俳優:石坂浩二)田安賢丸のために奔走する老中
  • 三浦庄司(俳優:原田泰造)田沼家用人
  • 長谷川平蔵宣以(俳優:中村隼人)のちに鬼平と呼ばれる人物
  • 松本秀持(俳優:吉沢悠)勘定吟味役
  • 土山宗次郎(俳優:栁俊太郎)田沼派の官僚
  • 松平康福(俳優:相島一之)江戸幕府の老中
  • 水野忠友(俳優:小松和重)江戸幕府の老中
  • 佐野政言(俳優:矢本悠馬)騙されて凶行に走る旗本
  • 島津重豪(俳優:田中幸太朗)九州の薩摩藩の藩主
  • 松前道廣(俳優:えなりかずき)蝦夷の松前藩の藩主であり、冷酷非情な性格
  • 松前廣年(俳優:ひょうろく)松前藩の江戸家老
  • 松平定信(俳優:井上祐貴)寛政の改革を行う人物で、田沼意次を強く憎む

吉原の人々

  • 花の井(女優:小芝風花)蔦屋重三郎と親しい花魁
  • 九郎助稲荷(女優:綾瀬はるか)江戸の語り手
  • 次郎兵衛(俳優:中村蒼)蔦屋重三郎の兄
  • 鱗形屋孫兵衛(俳優:片岡愛之助)地本問屋『鱗形屋』の主人
  • 誰袖(俳優:福原遥)大文字屋の花魁
  • りつ(俳優:安達祐実)芸者の見番『大黒屋』の女将
  • とく(俳優:丸山礼)次郎兵衛の妻
  • ふじ(俳優:飯島直子)駿河屋の女将で、蔦屋重三郎の養母
  • 駿河屋市右衛門(俳優:高橋克実)引手茶屋『駿河屋』の主人であり、蔦屋重三郎の養父
  • 扇屋宇右衛門(俳優:山路和弘)女郎屋『扇屋』の主人
  • きく(俳優:かたせ梨乃)浄念河岸の女郎屋『二文字屋』の女将
  • 留四郎(俳優:水沢林太郎)蔦屋の奉公人
  • 若木屋与八(俳優:本宮泰風)女郎屋『若木屋』の主人
  • 半次郎(俳優:六平直政)そば屋『つるべ蕎麦』の店主
  • 松の井(俳優:久保田紗友)気性が荒い花魁でも、うつせみを応援してあげた人物
  • いね(俳優:水野美紀)松葉屋の女将
  • 志げ(俳優:山村紅葉)大文字屋で働きながら、誰袖を心配する人物
  • 松葉屋半左衛門(俳優:正名僕蔵)松葉屋の主人
  • 丁子屋長十郎(俳優:島英臣)女郎屋『丁子屋』の主人
  • 大文字屋市兵衛(伊藤淳史)女郎屋『大文字屋』の二代目で、父とは違い温厚な性格

絵師・戯作者・狂歌師

  • 大田南畝(俳優:桐谷健太)御家人にして狂歌師
  • 恋川春町(俳優:岡山天音)小島松平家の内用人
  • 朋誠堂喜三二(俳優:尾美としのり)佐竹家江戸留守居役であり、人気の高い戯作者
  • 北尾重政(俳優:橋本淳)板本の挿絵を手掛ける人気絵師
  • 北尾政演(俳優:古川雄大)重政の弟子であり、絵師
  • 北尾政美(俳優:高島豪志)重政の弟子であり、耕書堂の仕事を請け負う絵師
  • 鳥山石燕(俳優:片岡鶴太郎)喜多川歌麿に強い影響を与える絵師
  • 勝川春章(俳優:前野朋哉)役者絵で、人気の高い絵師
  • 朱楽菅江(俳優:浜中文一)狂歌師
  • 元木網(俳優:ジェームス小野田)湯屋の主人であり、狂歌師
  • 智恵内子(俳優:水樹奈々)女流狂歌師
  • 宿屋飯盛(俳優:又吉直樹)狂歌師
  • 唐来三和(俳優:山口森広)戯作者
  • 志水燕十(俳優:加藤虎ノ介)御家人であり、戯作者
  • 芝全交(俳優:亀田佳明)戯作者
  • 平賀源内(俳優:安田顕)江戸時代で有名な蘭学者

蔦屋重三郎と関わる人物たち

  • ふく(俳優:小野花梨)うつせみという名前の元花魁で、今は足抜けして夫と幸せに暮らす人物
  • 小田新之助(俳優:井之脇海)うつせみの夫
  • 平秩東作(俳優:木村了)内藤新宿で商いを行う人物
  • 長七(俳優:甲斐翔真)短期で喧嘩っぱやい所がある性格

大河ドラマ『べらぼう 第7回』のストーリー

(上の画像はイメージ画像であり、写真ACのフリー画像です)

地本問屋の主人たちが集まる中、蔦屋重三郎は「鱗形屋の旦那さんがいなくなって、しばらくは立ち直れない以上は、この私が版元に」と主張します。

これには「主人がいない時に、お前は畜生か!」と批判の声もあがりますが、鶴屋喜右衛門は「あなたの細見が倍に売れたら、あなたを版元に認めましょう」と言い切りました。

蔦屋重三郎は、忘八の旦那たちに「俺が版元になれたら、吉原をもっと人を集められます」と主張して、多くの旦那たちは狂喜します。

しかし、駿河屋市右衛門は険しい表情を崩さないので、仲間から「本格的な本屋になるのが気に入らねぇのか?」と言われるので「そんなに上手くいくのか」と心配している事を打ち明けました。

西村屋与八は、吉原者が仲間に入って、版元になってしまったら、商売しづらくなってしまうと危機感を強めていたら、店の者から「細見を出していた者がいませんでしたか?」と言われます。

その頃、蔦屋重三郎は細見を持ち運びやすいものを作れたら、倍は売れるはずだと思いますが、西村屋与八は忘八の旦那たちにまで来ました。

西村屋与八は「自分たちが細見を作るので、蔦屋の細見が倍も売れる事はない」と言い切りますが、蔦屋重三郎は首を縦に振ろうとしません。

あくまでも、蔦屋重三郎は「吉原の女郎たちが胸を張らせてやりてぇじゃないですか。そのために、俺が版元になるべき」と言い張りますが、忘八の旦那たちは黙り込んでしまいました。

それでも、松葉屋半左衛門は『吉原の女郎たちに胸を張らせたい』という言葉に、胸がグッときて、花の井に「蔦屋重三郎の細見を倍に売れるようにしてやろう」と声をかけます。

いねは「そうだ!花魁が名跡を襲名をした時に、細見が売れていた」と思いつき、花の井は、その言葉にハッとした表情になります。

はたして、蔦屋重三郎の細見は倍も売れるのでしょうか?

瀬川のように自害する遊女は多くいた

瀬川のように自害する遊女は多くいましたが、それは好きな男と一緒にいられないからだけではありませんでした。

当時の吉原では、親の借金を返すために、若い頃から働かされて、あまり衛生面でよくない所で、何人もの男を相手にしなくてはいけなかったので、病気になる遊女も多くいたのです。

しかも、あまり客を取れない遊女は、折檻(せっかん)される事もあり、そんな劣悪な環境に嫌気がさして、自害する遊女が多くいました。

そのため、瀬川が自害しても、あまり珍しい事ではなかったのですが、売れている遊女だったのに自害して、もったいないという思いもあって、不吉になったのかもしれませんね。

大河ドラマ『べらぼう 第7回』の感想

いねが「花魁が名跡を襲名した時に、細見は売れた」と思いついて、花の井が、あの幻の瀬川を襲名する事を思いつきました。

平賀源内でさえも、憧れたほどの瀬川でしたが、瀬川は好きだった男と結ばれない事を悲観して、自害してしまった花魁でした。

そのため、不吉とも言われており、誰も名跡を継いでいなかった訳ですが、花の井も似たような人生を歩みそうになるのが、辛い所ですね。

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