
(上の画像はイメージ画像であり、写真ACのフリー画像です)
朝ドラ『ばけばけ 第4回』で、松野トキはうさぎ相場が暴落して借金生活になったので、恨めしく思っていたのは理解できます。
しかし、レフカダ・ヘブンは、なぜ拳銃自殺しようとしたのか?分からない方も多いと思うので、その理由について紹介しましょう。
朝ドラ『ばけばけ』のキャスト
朝ドラ『ばけばけ』の登場人物や俳優たちについて、紹介しています。
主要人物
- 松野トキ(女優:髙石あかり)小泉セツがモデルになっている人物
- 松野トキ-幼少期(女優:福地美晴)時代の荒波にもまれていく少女
- レフカダ・ヘブン(俳優:トミー・バストウ)松野トキの夫
松野トキの家族
- 松野司之介(俳優:岡部たかし)松野トキの父親
- 松野フミ(女優:池脇千鶴)松野トキの母親
- 松野勘右衛門(俳優:小日向文世)松野トキの祖父
松野トキの親戚(雨清水家)
- 雨清水傳(俳優:堤真一)松江藩の上級武士
- 雨清水タエ(女優:北川景子)礼儀作法や茶道などの教養を指導する女性
- 雨清水三之丞(俳優:板垣李光人)雨清水家の三男
松江で出会う人々
- 山根銀二郎(俳優:寛一郎)松野トキのお見合い相手になる人物
- 野津サワ(女優:円井わん)松野トキの親友
- 野津サワ-幼少期(女優:小山愛珠)野津サワが幼い時の少女
- なみ(女優:さとうほなみ)現実を直視する遊女
- 江藤(俳優:佐野史郎)島根県知事
- 江藤リヨ(女優:北香那)江藤島根県知事の娘
- チヨ(女優:倉沢杏菜)織物工場の女工仲間
- せん(女優:安達木乃)織物工場の女工仲間
- 森山善太郎(俳優:岩谷健司)借金取り親子の父
- 森山銭太郎(俳優:前原瑞樹)借金取り親子の息子
- 花田平太(俳優:生瀬勝久)花田旅館の主人
- 花田ツル(女優:池谷のぶえ)花田旅館の女将
- ウメ(女優:野内ま)花田旅館の女中
- 梶谷吾郎(俳優:岩崎う大)記者
- 上野タツ(女優:朝加真由美)勘右衛門の話し相手
- 中村守道(俳優:酒井大成)松江藩の元武家の青年
- 山橋才路(俳優:柄本時生)山橋薬舗の店主
松江中学の生徒たち
- 錦織丈(俳優:杉田雷麟)錦織友一の弟
- 正木清一(俳優:日高由起刀)ヘブンの教え子
- 小谷春夫(俳優:下川恭平)ヘブンの教え子
その他の人物や声優たち
- 錦織友一(俳優:吉沢亮)松江随一の秀才
- イライザ・ベルズランド(俳優:シャーロット・ケイト・フォックス)
- 蛇の声(声優:渡辺江里子)松野トキを見守る蛇
- 蛙の声(声優:木村美穂)松野トキを見守る蛙
朝ドラ『ばけばけ 第4回』のストーリー
松野トキは、どざえもん(水死体)があがったと聞いて、すぐに駆けつけてみると、家族がゆっくりと顔にかかっている物を取ってみます。
思わず、顔に手を当てて見ないようにしますが、ゆっくりと、どざえもんの顔を見てみると、それは父親ではなくて「良かったぁ」とつぶやきます。
遺族は「何が良かったね!」と怒鳴りつけてきて「ごめんなさい」と頭を下げると、そこにフミもやって来ました。
フミも、どざえもんが夫ではない事を知ると、同じように「良かったぁ」と言うと、遺族から「何が良かったね!」と怒られてしまいます。
家に帰ると、勘右衛門は「武士には武士の死に方がある」と言って、どざえもんで死ぬような最期は許さんと言い切りました。
トキは心配で、外で探し回っていると、親友から「大丈夫だよ、きっと生きているよ」と励まされると「本当に?生きているの」と言うと「いや、本当は分からない、ごめん」と謝られます。
ところが、トキは水辺に行くと、そこに勘右衛門がいたので「帰るよ」とせがむと、父親は「でも、わしは」と情けない顔になってしまいます。
「なにがあったか、分からないけど。生きているだけで、十分だよ。帰るよ」「でも」
フミもやってきて「あなたがいないと、しじみ汁が美味しくないのよ」と言うと、勘右衛門は「分かった」と言って、うさぎ相場がはじけた事を打ち明けます。
うさぎの価格が暴落して、タダ同然になってしまい、もうトキを学校へ行かせるお金までなくなってしまったのです。
ところが、久しぶりに美味しい食事をする事になり、勘右衛門は「この汁は何が入っているのじゃ?」と気になってしまいます。
実は、そこに入っていたものはうさぎであり、今まで商いに利用していたうさぎは全て殺して、料理にしてしまったのです。
トキは愕然としてしまいますが、同じ頃、レフカダ・ヘブンも不幸に嘆き、拳銃自殺したくても弾丸すらなくて絶望していました。
レフカダ・ヘブンが拳銃自殺しようとした理由
朝ドラ『ばけばけ』放送開始まであと2日!
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) September 27, 2025
第1回の放送は、9月29日スタート
【総合】午前8:00から
【BSP・BS4K】午前7:30から#トミー・バストウ#ばけばけ #9月29日スタート pic.twitter.com/uMHmqMllXC
レフカダ・ヘブンのモデルはラフカディオ・ハーンです。ラフカディオ・ハーンは、のちに小泉セツ(松野トキのモデル)と結婚して、小泉八雲という名前になります。
実は、ラフカディオ・ハーンは子供の時に、遊んでいたら片目を失明してしまった上に、父親がビジネスで失敗して貧乏生活に陥ってしまいます。
そのあと、アメリカへ移民する事になってしまうので、レフカダ・ヘブンが拳銃自殺しようとしたのは、片目を失った悲しさや、貧乏暮しを恨めしく思っての事でしょう。
父親が同じように、ビジネスに失敗したので、そことで想いを共有していくストーリーで、ばけばけは進行していくのかもしれませんね。
朝ドラ『ばけばけ 第4回』の感想
うさぎ相場がはじけてしまい、勘右衛門は家族に会わせる顔がなくなってしまい、水辺で一人で過ごそうとしていました。
トキから「何があっても、生きているだけで十分」と言ってあげましたが、父の思慮の足りなさで、家族は一気に借金地獄に陥ってしまいました。
しかし、同じ頃、レフカダ・ヘブンも恨めしい日々を送って居て、拳銃で自殺しようとしていました。この不幸を共有する所から、二人が結ばれていったのかもしれませんね。