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朝ドラ『ばけばけ 第9回』で、松野司之介がマゲを切っても、松野トキは嬉しかったという感情もありましたが、それ以外の感情もありました。
そこで、なぜ、松野司之介がマゲを切っても、松野トキは素直に嬉しかった訳ではなかったのか?詳しく紹介しましょう。
朝ドラ『ばけばけ』のキャスト
朝ドラ『ばけばけ』の登場人物や俳優たちについて、紹介しています。
主要人物
- 松野トキ(女優:髙石あかり)小泉セツがモデルになっている人物
- 松野トキ-幼少期(女優:福地美晴)時代の荒波にもまれていく少女
- レフカダ・ヘブン(俳優:トミー・バストウ)松野トキの夫
松野トキの家族
- 松野司之介(俳優:岡部たかし)松野トキの父親
- 松野フミ(女優:池脇千鶴)松野トキの母親
- 松野勘右衛門(俳優:小日向文世)松野トキの祖父
松野トキの親戚(雨清水家)
- 雨清水傳(俳優:堤真一)松江藩の上級武士
- 雨清水タエ(女優:北川景子)礼儀作法や茶道などの教養を指導する女性
- 雨清水三之丞(俳優:板垣李光人)雨清水家の三男
松江で出会う人々
- 山根銀二郎(俳優:寛一郎)松野トキのお見合い相手になる人物
- 野津サワ(女優:円井わん)松野トキの親友
- 野津サワ-幼少期(女優:小山愛珠)野津サワが幼い時の少女
- なみ(女優:さとうほなみ)現実を直視する遊女
- 江藤(俳優:佐野史郎)島根県知事
- 江藤リヨ(女優:北香那)江藤島根県知事の娘
- チヨ(女優:倉沢杏菜)織物工場の女工仲間
- せん(女優:安達木乃)織物工場の女工仲間
- 森山善太郎(俳優:岩谷健司)借金取り親子の父
- 森山銭太郎(俳優:前原瑞樹)借金取り親子の息子
- 花田平太(俳優:生瀬勝久)花田旅館の主人
- 花田ツル(女優:池谷のぶえ)花田旅館の女将
- ウメ(女優:野内ま)花田旅館の女中
- 梶谷吾郎(俳優:岩崎う大)記者
- 上野タツ(女優:朝加真由美)勘右衛門の話し相手
- 中村守道(俳優:酒井大成)松江藩の元武家の青年
- 山橋才路(俳優:柄本時生)山橋薬舗の店主
松江中学の生徒たち
- 錦織丈(俳優:杉田雷麟)錦織友一の弟
- 正木清一(俳優:日高由起刀)ヘブンの教え子
- 小谷春夫(俳優:下川恭平)ヘブンの教え子
その他の人物や声優たち
- 錦織友一(俳優:吉沢亮)松江随一の秀才
- イライザ・ベルズランド(俳優:シャーロット・ケイト・フォックス)
- 蛇の声(声優:渡辺江里子)松野トキを見守る蛇
- 蛙の声(声優:木村美穂)松野トキを見守る蛙
- 中村守道(俳優:酒井大成)松野トキのお見合い相手
朝ドラ『ばけばけ 第9回』のストーリー
雨清水傳は「おトキにあの話をするから」と言って、部屋から追い出すので、松野家の家族たちは「あの話はなんじゃ?」と困惑してしまいます。
家族が違う部屋で待っている間に、雨清タエは「悪いわね、一人にさせて」と断った上で、おトキに婿入りしてもらうのではなくて、他家にお嫁入りしては?と提案しました。
雨清水傳は「よく時間をかけて考えてみては?」と提案しますが、おトキは「お気持ちはありがたく受け取りました。でも、嫁入りはしません」と即答で断ります。
「だって、つまらないですから」「つまらん?」「だって、ひとりで幸せになってもつまらないですから。ですから、今まで通り、みんなで松野家の借金を返していけたらと」
「せっかくの申し出、申し訳ありません」「そうか、おトキがそう言うなら」「いえ、とんでもありません」
司之介が、心配になって廊下で、聞き耳を立てていましたが、雨清水傳はそれに感づいて「だそうだ、司之介どの」と言い放ちます。
司之介は「はい」と言って、部屋に入ると、タエから「よき娘をもちましたね」と声をかけられて、再び雨清水夫婦が、新たな縁組を進める事になりました。
翌日、新たなお見合いをする事になりましたが、いつまでも司之介が家に帰ってこないので、勘右衛門は「あいつは、いつもそうじゃ、失敗すると怖気付く」と吐き捨てました。
フミも「そうですよね。鯖に当たったら、二度と食べなくなってしまいましたから」とつぶやき、お見合いをする場所へ行くと、あの司之介がマゲを切って落ち武者のような頭になっていました。
司之介は、おトキを幸せにする武士になるために、密かに理髪店へ行っていたのです。はたして、今度こそ、お見合いは上手くいくのでしょうか?
松野司之介がマゲを切っても松野トキは嬉しかった訳ではない
松野司之介がマゲを切っても松野トキは嬉しかった訳ではないのは『自分のせいで、父上をここまで追い込んでしまった。マゲは武士の魂なのに』と思ったからでしょう。
嬉しいという気持ちもありながら、申し訳ないという気持ちが交差したからこそ、何も言葉に出す事ができなかった可能性が高いですね。
司之介の「おトキを幸せにする武士になろうと思う」は、今まで多く登場した名言の中でも、ひときわ輝く言葉でしたね。
この会話をお見合い相手の家族も、のちに知ってくれれば、うまくいくかもしれません。
朝ドラ『ばけばけ』の名言を紹介!
下のリンクをタップ(クリック)したら、朝ドラ『ばけばけ』の名言を一気に読むことができます。ばけばけでは、どんな名言があったのかな?と興味がある方であれば、きっと参考になるはずです。
武士がどうあるべきか?と思われる名言から、時代を感じさせる名言もあります。なかには怪談を感じさせる名言もありますが、これは松野トキが怪談好きという事が大きく関係していますね。
上から下へ一気読みしていけば、この時は良い人だったのに、後になっていくと、周りから反発されるような人になってしまうんだと思われる所もあるのが切ない所です。

朝ドラ『ばけばけ 第9回』の感想
松野トキたちが、新たなお見合いをする事になりましたが、いつまでも司之介が家に帰ってこないので『もしかしたら、マゲを切っているのでは?』と思ってしまいましたね。
トキが、マゲを切った父親を見て、目をうるませて言葉を失っていたのは、きっと『自分のためにそこまでしてくれた』という嬉しさもあったはずですが、きっと複雑な気持ちだったはずです。
見通しの甘さで多くの借金を作ってしまった父親でしたが、娘を何より大事に思っている所があり、やはり憎めない所がある人物ですね。
