ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに- 第2話』では、鳥飼樹が「理不尽なクレームにも癒しを求めている事があるんですよ?」とさとしていました。
そこで、なぜ、癒しを求めているのに、クレームを言うのか?その理由について紹介しましょう。
ドラマ『終幕のロンド』のキャスト
ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』の登場人物や俳優たちは、以下の通りです。
主要人物
- 鳥飼樹(俳優:草彅剛)5年前に妻を亡くしてしまったシングルファザー
- 御厨真琴(俳優:中村ゆり)絵本作家
遺品整理会社『Heaven’s messenger』
- 磯部豊春(俳優:中村雅俊)『Heaven’s messenger』の社長
- 久米ゆずは(八木莉可子)『Heaven’s messenger』の新入社員
- 矢作海斗(俳優:塩野瑛久)『Heaven’s messenger』の社員
- 神部清香(俳優:長井短)『Heaven’s messenger』のパート社員
- 高橋碧(俳優:小澤竜心)『Heaven’s messenger』の社員
- 磯部美佐江(俳優:大島蓉子)磯部豊春の妻
御厨家の人々
- 御厨剛太郎(俳優:村上弘明)御厨ホールディングスの社長
- 御厨富美子(俳優:小柳ルミ子)御厨剛太郎の妻
- 御厨利人(俳優:要潤)御厨ホールディングスの専務で、御厨真琴の夫
- 御厨彩芽(俳優:月城かなと)御厨利人の兄弟
- 外山大河(俳優:石山順征)御厨利人の秘書
周辺の人物たち
- 鮎川こはる(俳優:風吹ジュン)御厨真琴の母親
- 森山静音(俳優:国仲涼子)御厨真琴の担当編集者
- 鳥飼陸(俳優:永瀬矢紘)鳥飼樹の息子
- 波多野祐輔(俳優:古川雄大)フリーライター
- 里菜(俳優:山下愛織)海外にバレエ留学しようとする少女
- 木村遼太(俳優:西垣匠)里菜の兄
ドラマ『終幕のロンド 第2話』のストーリー
御厨真琴は、鮎川こはるに「お母さん、あの人は大丈夫なの?」と言って、鳥飼樹は怪しい人物じゃないのかと心配してしまいます。
鮎川こはるは「大丈夫よ」と笑ってしまいますが、その表情を見ても、不安は消えませんでした。
翌日、鳥飼樹が生前整理の話を進めるためにやって来ると、御厨真琴は画集を持って「私は、母みたいに、涙ぐらいでは騙されませんから」と言い放って、立ち去って行きます。
鮎川こはるは「すいません、娘が失礼な事を」と謝りますが、鳥飼樹は「いいえ」と涼しい表情で、全く気にしていませんでした。
その頃、久米ゆずはたちは、木村遼太や里菜たちから「父の遺品に700万円があるので、それを見つけて欲しいんです」と頼まれます。
里菜が海外へバレエ留学できるための資金を残していたというのですが、いくら探しても見つかりません。
だんだんと、里菜は攻撃的になってしまって、遺品を触っただけで「ちょっと汚い手で触らないでよ」と批判し始めます。
久米ゆずはは、たまらず、鳥飼樹に相談すると「理不尽なクレームにも癒しを求めている事があるんですよ?」と言われてしまい、頭を抱え込んでしまいます。
翌日、鳥飼樹も加わって、700万円を探し続けますが全く見つからず、里菜は「あなた達が盗んだじゃないの?」と怒ってしまいますが、本当に700万円などあるのでしょうか?
癒しを求めているのにクレームを言う理由
癒しを求めているのに、クレームを言うのは、納得できない事があり、誰かに助けて欲しい、誰かに何とかして欲しいと思っているからです。
しかし、お願いしても、上手くいかず、助けて欲しいという思いがますます強まってしまい、それが怒りへと代わり、クレームに発展してしまう事があります。
里菜(俳優:山下愛織)が助けて欲しいと思っていたのは、バレエ留学するためのお金が欲しいという事と、パパが嘘をつく人ではない事を証明して欲しいと考えた事でしょう。
しかし、700万円が見つからないと、その希望が叶えられず、クレームに発展してしまったのでしょう。盗まれたという事であれば、少なくとも父が嘘をついた事にはならないからです。
ドラマ『終幕のロンド』の名言を詳しく紹介!
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故人がどんな思いで、遺品を残していったのか?そこに焦点を当てたような名言もあれば、人の犠牲を何とも思わない名言もあります。
少し、笑ってしまうような変わった名言もありますが、終活や遺品整理に興味がある方は、是非ごらんになってみて下さい。

ドラマ『終幕のロンド 第2話』の感想
里菜(俳優:山下愛織)は、凄く可愛らしい顔をしているのに、凄く攻撃的な事ばかり言って、久米ゆずはが少し苛立ってしまいます。
そんな時に、鳥飼樹が「理不尽なクレームにも癒しを求めている事があるんですよ?」と言いましたが、それを拾い上げられるのは、なかなか難しいものです。
多くの人は、クレームを言われたら『カチン』とくるものであり『だったら、こっちは真剣に金など探さない』と思ってしまうものです。
恐らく、サービス業で働いている方たちであれば、少しうなってしまいたくなるストーリーだったかもしれませんね。

