ドラマ『相棒24』では、上司の言う事をロクに聞かない特命係が、再び無茶な捜査をしようとして、周りから警戒されてしまいます。
そんなドラマ『相棒24』の名言には、どのような言葉があるのか?詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
細かい事が引っかかりましてね(ドラマ『相棒24 第1話』の名言)
特命係の杉下右京(俳優:水谷豊)は、周りから「勝手に捜査するな」と言われても、今まで勝手に捜査してきた問題児とも言える刑事でした。
今回も、杉下右京は周りから理解されなくても「細かい事が引っかかりましてね」と言って、少し引っかかる事があると、徹底的に調べようとします。
しつこいと思われるような事があっても、何か引っかかる事があれば、一旦は立ち止まって詳しく調べたほうが良いですね。
なぜなら、何かおかしいと思った時は、経験則から、これは何かが違うとサイレンが鳴っているような状況だからです。
もしも、あなたも仕事やスポーツをする上で、何か引っかかる事があったら、その引っかかる事について、よく考えたほうが良いでしょう。

年齢に関係なく新しい事に挑戦するのは評価しますよ(ドラマ『相棒24 第1話』の名言)
杉下右京は、野々宮恵子(俳優:細川直美)の依頼で、15年前の殺人事件を調べようと思い、その屋敷に住む講談師・瀧澤青竜(俳優:片岡鶴太郎)に弟子入りさせてもらおうとします。
しかし、瀧澤青竜は「私はもう、弟子は取らない事にしてるんだよ」と断り、立ち去ろうとしますが、振り向きざまに立ち止まって、声をかけます。
「年齢に関係なく、新しい事に挑戦するのは評価しますよ」
日本は少子高齢化になっているので、今後は年齢を気にせず、新しい事に挑戦していく人は増えていくかもしれませんね。
背水の陣で臨んでいます(ドラマ『相棒24 第1話』の名言)
杉下右京は「背水の陣で挑んでいます」と言いましたが、これは水を背にして戦いに挑む事を意味していて、退路がないので死に物狂いで戦う事を意味しています。
もとは、中国の秦の時代が終わったあとに、漢楚の戦いが起こるようになり、漢の大元帥・韓信は背水の陣をしいて戦いに挑みました。
この時、韓信には別の策があったので大勝した訳ですが、三国時代(三国志)の魏の徐晃は何の策もなく背水の陣を敷いて破れてしまいました。
そのあと、蜀の諸葛亮孔明が背水の陣を敷いて、魏の早々は『徐晃が同じように失敗したのに?あの孔明の事だあら、何か企んでいるに違いない』と思って、強行な作戦に挑みませんでした。
杉下右京は、多くの知識があるので、このように歴史に関連した名言を知っていたのでしょう。
夜討ち朝駆け(ドラマ『相棒24 第1話』の名言)
杉下右京は「夜討ち朝駆け」とも言っていましたが、これは夜間、不意に敵を襲い討つことと、朝早く敵陣を攻めることを意味しています。
いつから、この言葉が始まったのかは定かではありませんが、恐らく夜間、不意に敵を襲い討ったのは、あの忠臣蔵が関係しているのでしょう。
よく、大石内蔵助が太鼓を叩いて、正々堂々と戦いに挑むシーンが描かれていますが、史実では太鼓を用意していなかった事から、少し美化して描かれている可能性がありますね。
忖度という言葉が辞書から抜け落ちている(ドラマ『相棒24 第1話』の名言)
警視監・衣笠藤治(俳優:杉本哲太)は、検事総長・臥龍岡詩子(俳優:余貴美子)に「うちの部下が勝手に、死刑が確定した事件を調べようとしています」と知らせます。
「誰の命令で、そんな事をしているの?」「それが、勝手にしているんです。忖度という言葉が辞書から抜け落ちている奴らでして」
その言葉を聞いて、そんな刑事たちがクビにされないの?と驚いていましたが、この名言はナポレオンの「予の辞書に不可能という文字はない』を意識したものでしょう。
鬼が出るか蛇が出るか(ドラマ『相棒24 第1話』の名言)
杉下右京は「鬼が出るか蛇が出るか」と言いながら調べようとしたら、白骨が発見されて、多くの刑事たちが駆けつけることになります。
この名言は、次に何が起きるのか?予測がつかない事を意味しています。
よく、からくり人形を見せる時に「鬼が出るか蛇が出るか」と言う時もあれば、現代でも年配のビジネスマンが言う事もあるのです。
職場で、この言葉を聞く事をあり得るので『そういう意味か』と、事前に知っておいて損はないでしょう。
冤罪の可能性が1%でもありゃ放っておける訳がない(ドラマ『相棒24 第1話』の名言)
伊丹憲一(俳優:川原和久)は、講談師の弟子がオンラインカジノをした罪で、事情聴取する事になりますが、真の狙いは、15年前の事件の事でした。
事情聴取する男に、15年前にも「あそこの弟子が事件を起こしただろう?その事を話せ」と言って、詳しく調べようとします。
亀山薫は、あとになって協力してくれた事にお礼を言うと「勘違いするんじゃねぇ、お前のためじゃない。冤罪の可能性が1%でもありゃ放っておける訳がない」と言い切りました。
出雲麗音(俳優:篠原ゆき子)は「伊丹さんカッコいい」と微笑むと、芹沢慶二(俳優:山中崇史)は「1年に1回はカッコいいんだよ」と教えてあげます。