
(上の画像はイメージ画像であり、写真ACのフリー画像です)
朝ドラ『ばけばけ 第21回』で、異人の妾になる事を『らしゃめん』という事が話題になりましたが、なぜ、らしゃめんと言うのか?興味がわいた方もいるでしょう。
そこで、らしゃめんと呼ばれる由来について、紹介するので参考にしてみてください。
朝ドラ『ばけばけ』のキャスト
朝ドラ『ばけばけ』の登場人物や俳優たちについて、紹介しています。
主要人物
- 松野トキ(女優:髙石あかり)小泉セツがモデルになっている人物
- 松野トキ-幼少期(女優:福地美晴)時代の荒波にもまれていく少女
- レフカダ・ヘブン(俳優:トミー・バストウ)松野トキの夫
松野トキの家族
- 松野司之介(俳優:岡部たかし)松野トキの父親
- 松野フミ(女優:池脇千鶴)松野トキの母親
- 松野勘右衛門(俳優:小日向文世)松野トキの祖父
松野トキの親戚(雨清水家)
- 雨清水傳(俳優:堤真一)松江藩の上級武士
- 雨清水タエ(女優:北川景子)礼儀作法や茶道などの教養を指導する女性
- 雨清水氏松(俳優:安田啓人)雨清水の長男で、出奔してしまう男性
- 雨清水三之丞(俳優:板垣李光人)雨清水家の三男
松江で出会う人々
- 山根銀二郎(俳優:寛一郎)松野トキのお見合い相手になる人物
- 野津サワ(女優:円井わん)松野トキの親友
- 野津サワ-幼少期(女優:小山愛珠)野津サワが幼い時の少女
- なみ(女優:さとうほなみ)現実を直視する遊女
- 江藤(俳優:佐野史郎)島根県知事
- 江藤リヨ(女優:北香那)江藤島根県知事の娘
- チヨ(女優:倉沢杏菜)織物工場の女工仲間
- せん(女優:安達木乃)織物工場の女工仲間
- 森山善太郎(俳優:岩谷健司)借金取り親子の父
- 森山銭太郎(俳優:前原瑞樹)借金取り親子の息子
- 花田平太(俳優:生瀬勝久)花田旅館の主人
- 花田ツル(女優:池谷のぶえ)花田旅館の女将
- ウメ(女優:野内ま)花田旅館の女中
- 梶谷吾郎(俳優:岩崎う大)記者
- 上野タツ(女優:朝加真由美)勘右衛門の話し相手
- 中村守道(俳優:酒井大成)松江藩の元武家の青年
- 山橋才路(俳優:柄本時生)山橋薬舗の店主
松江中学の生徒たち
- 錦織丈(俳優:杉田雷麟)錦織友一の弟
- 正木清一(俳優:日高由起刀)ヘブンの教え子
- 小谷春夫(俳優:下川恭平)ヘブンの教え子
その他の人物や声優たち
- 錦織友一(俳優:吉沢亮)松江随一の秀才
- イライザ・ベルズランド(俳優:シャーロット・ケイト・フォックス)
- 蛇の声(声優:渡辺江里子)松野トキを見守る蛇
- 蛙の声(声優:木村美穂)松野トキを見守る蛙
- 中村守道(俳優:酒井大成)松野トキのお見合い相手
- 山根銀二郎(俳優:寛一郎)松野トキの二度目のお見合い相手
- 平井(俳優:足立智充)織物工場の従業員
- せん(女優:安達木乃)女工
- 錦織友一(俳優:吉沢亮)松江随一の秀才
- 根岸(俳優:北野秀気)東京で銀次郎と一緒に住む男性
- 若宮(俳優:田中亨)東京で銀次郎と一緒に住む男性
- 庄田多吉(俳優:濱正悟)自分を半盤石と自称する若者
- 花田平太(俳優:生瀬勝久)花田旅館の主人
- ツル(俳優:池谷のぶえ)花田平太の妻
朝ドラ『ばけばけ 第21回』のストーリー
松野トキは、愛する銀次郎と別れてから、松江に戻り「しじみはいらんかねぇ、しじみはいらんかねぇ」としじみを売る毎日でした。
そんな時に、いよいよ運命の出会いが迫っていて、蛇や蛙たちは「いよいよ、あの人がやってくる」と話し合っていました。
トキは、ツルからしじみを買ってもらえますが「よく働くねぇ」と褒められるので、思わず「よく働くんですよ、私は銀次郎か」と、つい前の旦那の名前をつぶやいてしまいます。
そこに、花田平太がやってきて「松江に異人がやってくるそうだ」と教えてくれましたが「偉人?えらい人がやってくるんですか」と勘違いしてしまいます。
ツルは「その偉人じゃなくて、異人。異国の人間がやってくるのよ」と教えてあげます。
松江に異人がやってくるという知らせは、遊郭にも届いていて、なみは英語を学んでいました。
野津サワは「遊郭に、異人は来ないでしょう」と指摘しますが「こっちに来るんじゃなくて、私が行くのよ。私は、らしゃめんになるのよ」と言い切ります。
「ラシャメン?」「そう、異人の妾さん。異人は妾を囲いたがるのよ。お給金はだいぶはずむみたいよ」
松野勘右衛門は、その話を聞いて「らしゃめんになる?奴らは、武士を終わらせた諸悪の根源じゃぞ!」と武器を構えます。
しかし、なみは全く反省せず、やりあってしまいます。
翌日、いよいよ異人のレフカダ・ヘブンがやってくると、トキや野津サワたちは異人を見て「おぉい」と手を振りますが、ここから、どうやって二人は結ばれるのでしょうか?
らしゃめんの由来について紹介!
異人の妾をらしゃめんと呼ばれるようになった由来は、西洋の船乗りが、船内で食用や性に関する処理のためにヒツジを積んでいたことが関係しています。
ヒツジ(緬羊)と羅紗(洋物)が合わさって、西洋人の相手をする日本人女性を蔑む言葉として、らしゃめん(羅紗緬)という言葉が誕生したのです。
幕末の時代、異国から西洋人の相手をしてくれる日本人女性を要望していまいたが、幕府は反感を抱かれないように、遊女をらしゃめんとして提案した事がありました。
それだけ、当時は異人と付き合うことはもってのほかという考えが浸透していた時代だったのです。
朝ドラ『ばけばけ』の名言を紹介!
下のリンクをタップ(クリック)したら、朝ドラ『ばけばけ』の名言を一気に読むことができます。ばけばけでは、どんな名言があったのかな?と興味がある方であれば、きっと参考になるはずです。
武士がどうあるべきか?と思われる名言から、時代を感じさせる名言もあります。なかには怪談を感じさせる名言もありますが、これは松野トキが怪談好きという事が大きく関係していますね。
上から下へ一気読みしていけば、この時は良い人だったのに、後になっていくと、周りから反発されるような人になってしまうんだと思われる所もあるのが切ない所です。

朝ドラ『ばけばけ 第21回』の感想
ついに、松野トキの運命のレフカダ・ヘブンがやってきましたね。大きく手を振ってあげますが、どこか困ったような表情を浮かべていましたね。
らしゃめんというのはあまり聞いたことがない言葉でしたが、戦後、進駐軍の軍人の妾になりたがる日本人女性が多かったのは歴史的にも有名です。
しかし、それは批判されるものではなく、国が負けるということはそういうものであり、生活できなくなってしまう人たちには選択肢が限られるので仕方のない所はあります。

