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朝ドラ『ばけばけ 第16回』で、銀次郎がついに出奔する事になってしまい、松野トキは東京へ向かう事になりました。
しかし、松野トキは銀次郎を連れ戻す事ができなかったので、その理由について紹介しましょう。
朝ドラ『ばけばけ』のキャスト
朝ドラ『ばけばけ』の登場人物や俳優たちについて、紹介しています。
主要人物
- 松野トキ(女優:髙石あかり)小泉セツがモデルになっている人物
- 松野トキ-幼少期(女優:福地美晴)時代の荒波にもまれていく少女
- レフカダ・ヘブン(俳優:トミー・バストウ)松野トキの夫
松野トキの家族
- 松野司之介(俳優:岡部たかし)松野トキの父親
- 松野フミ(女優:池脇千鶴)松野トキの母親
- 松野勘右衛門(俳優:小日向文世)松野トキの祖父
松野トキの親戚(雨清水家)
- 雨清水傳(俳優:堤真一)松江藩の上級武士
- 雨清水タエ(女優:北川景子)礼儀作法や茶道などの教養を指導する女性
- 雨清水氏松(俳優:安田啓人)雨清水の長男で、出奔してしまう男性
- 雨清水三之丞(俳優:板垣李光人)雨清水家の三男
松江で出会う人々
- 山根銀二郎(俳優:寛一郎)松野トキのお見合い相手になる人物
- 野津サワ(女優:円井わん)松野トキの親友
- 野津サワ-幼少期(女優:小山愛珠)野津サワが幼い時の少女
- なみ(女優:さとうほなみ)現実を直視する遊女
- 江藤(俳優:佐野史郎)島根県知事
- 江藤リヨ(女優:北香那)江藤島根県知事の娘
- チヨ(女優:倉沢杏菜)織物工場の女工仲間
- せん(女優:安達木乃)織物工場の女工仲間
- 森山善太郎(俳優:岩谷健司)借金取り親子の父
- 森山銭太郎(俳優:前原瑞樹)借金取り親子の息子
- 花田平太(俳優:生瀬勝久)花田旅館の主人
- 花田ツル(女優:池谷のぶえ)花田旅館の女将
- ウメ(女優:野内ま)花田旅館の女中
- 梶谷吾郎(俳優:岩崎う大)記者
- 上野タツ(女優:朝加真由美)勘右衛門の話し相手
- 中村守道(俳優:酒井大成)松江藩の元武家の青年
- 山橋才路(俳優:柄本時生)山橋薬舗の店主
松江中学の生徒たち
- 錦織丈(俳優:杉田雷麟)錦織友一の弟
- 正木清一(俳優:日高由起刀)ヘブンの教え子
- 小谷春夫(俳優:下川恭平)ヘブンの教え子
その他の人物や声優たち
- 錦織友一(俳優:吉沢亮)松江随一の秀才
- イライザ・ベルズランド(俳優:シャーロット・ケイト・フォックス)
- 蛇の声(声優:渡辺江里子)松野トキを見守る蛇
- 蛙の声(声優:木村美穂)松野トキを見守る蛙
- 中村守道(俳優:酒井大成)松野トキのお見合い相手
- 山根銀二郎(俳優:寛一郎)松野トキの二度目のお見合い相手
- 平井(俳優:足立智充)織物工場の従業員
- せん(女優:安達木乃)女工
朝ドラ『ばけばけ 第16回』のストーリー
雨清水傳は「皆んな、本当にすまない」と頭を下げて、平井も一緒に謝り、織物工場が倒産した事が発表されました。
その話を聞いて、女工たちは沈痛な面持ちになってしまって、これで松野トキは働く金を失ってしまい、借金取りはため息混じりに嫌味を言ってしまいます。
「これだけかね」「仕事がなくなってしまって」「それは分かっているから、早めに来たんだが。おトキちゃん、いよいよ遊女になる時がきたかね?今度は太い腕でひっぱっていくからなぁ」
借金取りが去って行くと、銀次郎はあわてて、借金取りの所へ行き「すいません、仕事を」と頼み込み「おっ、ついに遊女に出す気になったか?」と言われますが「いえ、私が」と答えます。
その日から、銀次郎は遊郭で客引きをするようになりますが、なみから「今日は、私と遊ばない」と誘われますが「いえ、私は」と断ろうとすると「冗談、お堅いんだから」と笑われます。
銀次郎は、昼間は思い荷物を運び、夜は遊郭で客引きをするようになって、体がフラフラになってしまい、死にかけてしまうのです。
荷物を運ぶ仲間からは「死ぬ気になって働くと言っても、本当に死んでしまうぞ」と心配されてしまいます。
夜になると、いつものように客引きをしますが、勘右衛門がやってきて、鬼のような形相で「何をしている、帰るぞ?」と睨みつけます。
「帰りません」「何?そのような事をしたら格が下がる」「おじいさまこそ、鎧とか売ったらどうですか?」
二人は口論してしまい、ついに勘右衛門は「そのような仕事で働いた金は松野家に入れるな!」と言い放ち帰っていきました。
銀次郎は、フラフラになり、おトキを外に連れ出して「私と一緒に家から出ていきませんか?都会では多くの仕事があり、お金もいいそうです。それに塩牡丹も流行っているそうで」と誘います。
おトキは家族を見捨てられず、あまり良い返事ができないでいると、翌日、銀次郎は出奔してしまいました。
右衛門は武具を売りさばき、そのお金で跡取りを連れ戻してくるようにと言いますが、おトキは連れ戻せるのでしょうか?
松野トキが跡取り(銀次郎)を連れ戻す事ができなかった理由
松野トキが跡取り(銀次郎)を連れ戻すために、東京まで行くと、根岸と若宮たちと出会います。
この二人は、帝大の前で倒れていた銀次郎を助けた事があったので「なぜ、彼は東京で、なぜ君は?」と聞いてきました。
トキは今までのいきさつを話して「一緒に松江に連れ帰って、またやり直したいと思っちょりまして」と事情を説明します。
部屋の外では、銀次郎がその話を聞いていて、トキを外に連れ出して出奔した事を謝ります。
「ただ、あの家には帰れんけ」「私は本当に甘えちょった。あなたとまた一緒に暮らしたい。毎朝、しじみ汁を作って」「二人じゃダメだろうか?」
銀次郎は、再び二人で暮らす事を提案して、翌日、銀次郎がひく人力車でトキはランデブーを楽しみ、西洋の食事もいただきますが、そこで松野家の事を思い出します。
「私、松江に帰ります。ごめんなさい。銀次郎さん、ごめんなさい」
こうして、トキは銀次郎を連れ戻せなかったのですが、やはり二人で一緒に暮らすこともできないし、やはり今更、銀次郎をまた苦労させる事に気が引けて、連れ戻せなかったのでしょう。
朝ドラ『ばけばけ』の名言を紹介!
下のリンクをタップ(クリック)したら、朝ドラ『ばけばけ』の名言を一気に読むことができます。ばけばけでは、どんな名言があったのかな?と興味がある方であれば、きっと参考になるはずです。
武士がどうあるべきか?と思われる名言から、時代を感じさせる名言もあります。なかには怪談を感じさせる名言もありますが、これは松野トキが怪談好きという事が大きく関係していますね。
上から下へ一気読みしていけば、この時は良い人だったのに、後になっていくと、周りから反発されるような人になってしまうんだと思われる所もあるのが切ない所です。

朝ドラ『ばけばけ 第16回』の感想
雨清水傳の織物工場が倒産してしまい、これで多くの女工たちが職を失ってしまいましたね。これで、松野トキが遊女になってしまう日が近づいてしまい、銀次郎はあせります。
それなのに、松野家ではのんびりと構えている所があり、銀次郎には申し訳ないと思っている女性が多かったのですが、あの祖父は格が下がるとか訳の分からない事を言ってしまいました。
どう考えても、借金の原因を作って居場所を教えた父や、金を入れるなと言って武具を売らない祖父のせいで、銀次郎が出奔してしまいましたね。
跡取りに鍛錬させるとか考えずに、護身術でも教えて、金を稼げば良いのにと思ってしまいましたね。

