大河ドラマ『べらぼう 第40回』では、歌麿が蔦屋重三郎から肩もみされると「そういうのは辞めてくれよ」と嫌がってしまいました。
そこで、なぜ、歌麿はそこまで、肩もみを嫌がってしまったのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
大河ドラマ『べらぼう』のキャスト
大河ドラマ『べらぼう』のキャストについて、詳しく紹介しています。
市中の人々
- 蔦屋重三郎(俳優:横浜流星)地本問屋『耕書堂』の主人
- てい(俳優:橋本愛)蔦屋重三郎の妻
- 喜多川歌麿(俳優:染谷将太)蔦屋重三郎を兄のように慕う浮世絵師
- きよ(俳優:藤間爽子)喜多川歌麿に惚れられる女性
- つよ(俳優:高岡早紀)蔦屋重三郎の母
- みの吉(俳優:中川翼)日本橋進出後の耕書堂の手代
- たか(俳優:島本須美)耕書堂の女中
- 須原屋市兵衛(俳優:里見浩太朗)書物問屋『須原屋』の主人で、蔦屋重三郎と親交が深い
- 鶴屋喜右衛門(俳優:風間俊介)日本橋通油町の地本問屋『鶴屋』の主人
- 西村屋与八(俳優:西村まさ彦)地本問屋『西村屋』の主人
- 岩戸屋源八(俳優:中井和哉)地本問屋
- 村田屋治郎兵衛(俳優:松田洋治)日本橋通油町の地本問屋
- 奥村屋源六(俳優:関智一)日本橋の地本問屋
- 松村屋弥兵衛(俳優:松田洋治)日本橋通油町の地本問屋
- 鱗形屋孫兵衛(俳優:片岡愛之助)鱗形屋の主人
将軍家・御三家・御三卿・大奥
- 徳川家治(俳優:眞島秀和)江戸幕府第10代将軍
- 徳川家基(俳優:奥智哉)家治の嫡男で、西の丸さまと呼ばれる人物
- 徳川家斉(俳優:長尾翼)江戸幕府第11代将軍
- 知保の方(俳優:高梨臨)家治の側室で、気性が荒い性格
- 高岳(俳優:冨永愛)大奥で権勢を振るう人物
- 大崎(俳優:映美くらら)豊千代の乳母
- 徳川家斉(俳優:長尾翼)徳川家治の後継者
- 徳川治貞(俳優:高橋英樹)御三家・紀州藩の藩主であり、名君として名高い
- 一橋治済(俳優:生田斗真)御三卿・一橋家の当主であり、野心家
- 清水重好(俳優:落合モトキ)御三卿・清水家の当主
- 田安治察(俳優:入江甚儀)御三卿・田安家の当主で、賢丸の兄
- 宝蓮院(俳優:花總まり)田安徳川家初代当主・宗武の正室
幕臣や諸大名たち
- 田沼意次(俳優:渡辺謙)幕府の財政難に立ち向かう老中
- 田沼意知(俳優:宮沢氷魚)田沼意次の嫡男であり、非業の死を遂げる人物
- 田沼意致(俳優:宮尾俊太郎)田沼意次の甥
- 松平武元(俳優:石坂浩二)長くて白い眉毛が特徴的な老中
- 三浦庄司(俳優:原田泰造)田沼家用人
- 長谷川平蔵宣以(俳優:中村隼人)のちに鬼平と呼ばれる人物
- 松本秀持(俳優:吉沢悠)勘定吟味役
- 土山宗次郎(俳優:栁俊太郎)田沼派の官僚
- 松平康福(俳優:相島一之)江戸幕府の老中
- 水野忠友(俳優:小松和重)江戸幕府の老中
- 佐野政言(俳優:矢本悠馬)騙されて凶行に走る旗本
- 島津重豪(俳優:田中幸太朗)九州の薩摩藩の藩主
- 松前道廣(俳優:えなりかずき)蝦夷の松前藩の藩主であり、冷酷非情な性格
- 松前廣年(俳優:ひょうろく)松前藩の江戸家老
- 松平定信(俳優:井上祐貴)寛政の改革を行う人物で、田沼意次を強く憎む
- 土山宗次郎(俳優:柳俊太郎)誰袖に入れ込む幕臣
- 島津重豪(俳優:田中幸太朗)娘・茂姫を一橋家へ送ろうとする大名
- 柴野栗山(俳優:嶋田久作)徳川家斉の教育係
吉原の人々
- 瀬川(女優:小芝風花)蔦屋重三郎と親しい花魁
- 九郎助稲荷(女優:綾瀬はるか)江戸の語り手
- 次郎兵衛(俳優:中村蒼)蔦屋重三郎の兄
- 鱗形屋孫兵衛(俳優:片岡愛之助)地本問屋『鱗形屋』の主人
- 誰袖(俳優:福原遥)大文字屋の花魁
- りつ(俳優:安達祐実)芸者の見番『大黒屋』の女将
- とく(俳優:丸山礼)次郎兵衛の妻
- ふじ(俳優:飯島直子)駿河屋の女将で、蔦屋重三郎の養母
- 駿河屋市右衛門(俳優:高橋克実)引手茶屋『駿河屋』の主人であり、蔦屋重三郎の養父
- 扇屋宇右衛門(俳優:山路和弘)女郎屋『扇屋』の主人
- きく(俳優:かたせ梨乃)浄念河岸の女郎屋『二文字屋』の女将
- 留四郎(俳優:水沢林太郎)蔦屋の奉公人
- 若木屋与八(俳優:本宮泰風)女郎屋『若木屋』の主人
- 半次郎(俳優:六平直政)そば屋『つるべ蕎麦』の店主
- 松の井-ちよ(俳優:久保田紗友)気性が荒い花魁でも、うつせみを応援してあげた人物
- いね(俳優:水野美紀)松葉屋の女将
- 志げ(俳優:山村紅葉)大文字屋で働きながら、誰袖を心配する人物
- 松葉屋半左衛門(俳優:正名僕蔵)松葉屋の主人
- 丁子屋長十郎(俳優:島英臣)女郎屋『丁子屋』の主人
- 大文字屋市兵衛(伊藤淳史)女郎屋『大文字屋』の二代目で、父とは違い温厚な性格
絵師・戯作者・狂歌師
- 大田南畝(俳優:桐谷健太)寝ぼけ先生と言われた御家人であり、狂歌師
- 恋川春町(俳優:岡山天音)小島松平家の内用人
- 朋誠堂喜三二(俳優:尾美としのり)佐竹家江戸留守居役であり、人気の高い戯作者
- 北尾重政(俳優:橋本淳)板本の挿絵を手掛ける人気絵師
- 北尾政演(俳優:古川雄大)重政の弟子であり、絵師
- 北尾政美(俳優:高島豪志)重政の弟子であり、耕書堂の仕事を請け負う絵師
- 鳥山石燕(俳優:片岡鶴太郎)喜多川歌麿に強い影響を与える絵師
- 勝川春章(俳優:前野朋哉)役者絵で、人気の高い絵師
- 朱楽菅江(俳優:浜中文一)狂歌師
- 元木網(俳優:ジェームス小野田)湯屋の主人であり、狂歌師
- 智恵内子(俳優:水樹奈々)女流狂歌師
- 宿屋飯盛(俳優:又吉直樹)狂歌師
- 唐来三和(俳優:山口森広)戯作者
- 志水燕十(俳優:加藤虎ノ介)御家人であり、戯作者
- 芝全交(俳優:亀田佳明)戯作者
- 平賀源内(俳優:安田顕)江戸時代で有名な蘭学者
- 富本豊前太夫(俳優:寛一郎)馬面太夫と呼ばれる人物
- 市川門之助(俳優:濱尾ノリタカ)歌舞伎役者
- 恋川春町(俳優:岡山天音)狂歌師として酒上不埒と名乗る人物
- 平沢常富(俳優:尾美としのり)蔦屋重三郎の本に注目する人物
- 勝川春朗(俳優:くっきー!)のちの葛飾北斎
蔦屋重三郎と関わる人物たち
- うつせみ-おふく(俳優:小野花梨)小田新之助に恋する花魁
- 小田新之助(俳優:井之脇海)うつせみの夫
- 平秩東作(俳優:木村了)内藤新宿で商いを行う人物
- 長七(俳優:甲斐翔真)短期で喧嘩っぱやい所がある性格
- 鳥山検校(俳優:市原隼人)幕府から保護される盲人
- 弥七(俳優:片桐仁)エレキテルの製作を手伝っていた職人
- 釜屋伊兵衛(俳優:益子卓郎)栃木の豪商
- 大和田安兵衛(俳優:川西賢志郎)上方の地本問屋
- 菊園-菊(俳優:望海風斗)北尾政演の妻
- 滝沢瑣吉(俳優:津田健次郎)耕書堂の手代
大河ドラマ『べらぼう 第40回』のストーリー
蔦屋重三郎は、鶴屋喜右衛門に、あまりにも辛い生活が続いていることについて、愚痴をこぼしてしまいます。
「生活が苦しくて、タバコも倹約しなくてはいけなくて」「蔦屋さんが倹約するなんて、皮肉なものですね」「倹約で、ふんどし野郎の気持ちが分かるのはしゃくに触りますけど」
二人は、北尾政演に作品を書いてもらおうとしますが「他にも、いるじゃねぇすか」と言うと、鶴屋喜右衛門は「それじゃ、貸していた30両を返してもらいますよね?」と指摘されてしまいます。
「いや、それはぁ」「返してもらえないなら、書いてもらうしかないですね」
痛い所を突かれてしまって、思わず蔦屋重三郎は、ほくえ笑みますが、菊園がやってきて、滝沢瑣吉を紹介してきました。
鶴屋喜右衛門は「良かったじゃないですか、蔦屋さん。書いてくれる人が見つかって。それじゃ、私はこれで」と退散していきました。
それからというもの、滝沢瑣吉が耕書堂の手代をしながら、あんじを考える事になりますが、勝川春朗から屁をかまされて、喧嘩を売られてしまうのです。
滝沢瑣吉は頭に来てしまい、外まで出て行って、勝川春朗と取っ組み合いの喧嘩をしてしまうのです。
巷(ちまた)では、倹約、倹約で吉原へ行くほど金を使えない人が増えてしまって、普通のお店で働く美人を見ようとする男たちが増えていました。
蔦屋重三郎は、歌麿に「これからは普通の店で働く女性を絵にして、売り出してみないか?」と提案しますが、うまくいくのでしょうか?
歌麿が肩もみを嫌がった理由
歌麿が肩もみを嫌がってしまったのは、子供のとき、大人の男を相手にしたあとに、母親から肩をもんでもらった事があるからではないでしょうか?
大人の男を相手にしたあとだけ、母親が優しくしてくれていたので、肩ぐらい揉んでいた可能性は高いですね。
肩を揉んでもらったときに、思わず、辛い少年時代を思い出してしまって「そういうのは、辞めてくれよ」と言ってしまったのでしょう。
大河ドラマ『べらぼう 第40回』の感想
歌麿はすっかりとひねくれてしまって、蔦屋重三郎が会いに来ても、嫌味を言って、取り合おうとしもしませんでした。
しかし、しつこく頼み続けて、ようやく仕事を引き受ける事になりましたが、今まで蔦屋重三郎がしてきてくれた事を考えたら、とんでもない恩知らずという感じがしますね。
もしも、きよが生きていたら、こんな事にはならなかったと思うので、やはり、きよが亡くなった事が、大きなターニングポイントという感じがします。

