朝ドラ『あんぱん 第3回』では、柳井嵩が母親に置き去りにされる事を予想できたかのように、母親を追いかけようとしました。
そこで、なぜ、柳井嵩は母親に置き去りにされる事を予想できたのか?その理由について詳しく紹介しましょう。
朝ドラ『あんぱん 第3回』のキャスト
朝ドラ『あんぱん』のキャストについて、詳しく紹介しています。
- 柳井のぶ(俳優:今田美桜)柳井嵩の妻
- 朝田のぶ(俳優:永瀬ゆずな)かちきんな少女
- 柳井嵩(俳優:北村匠海)アンパンマンの漫画家『やなせたかしさん』をモデルにした漫画家
- 柳井嵩-幼少期(俳優:木村優来)高知住まいになじめない少年
- 朝田羽多子(俳優:江口のりこ)柳井のぶの母親
- 朝田結太郎(俳優:加瀬亮)朝田のぶの父親
- 朝田釜次(俳優:吉田鋼太郎)朝田のぶの祖父
- 朝田くら(俳優:浅田美代子)朝田のぶの祖母
- 原豪(俳優:細田佳央太)朝田釜次の弟子
- 登美子(俳優:松嶋菜々子)柳井嵩の実母
- 柳井清(俳優:二宮和也)柳井嵩の実父
- 柳井千代子(俳優:戸田菜穂)柳井嵩の養母
- 柳井千尋-幼少期(俳優:平山正剛)柳井嵩の弟
- 屋村草吉(俳優:阿部サダヲ)アンパンを振る舞うオジさん
- 田川岩男-幼少期(俳優:笹本旭)柳井嵩をいじめて、朝田のぶにぶっとばされる男子
朝ドラ『あんぱん 第3回』のストーリー
柳生嵩は、親子で銀座に一緒にいた頃を絵に描いたものをずっと眺めていたら、近くで千尋がのぞいていました。
「千尋、お父さんだよ?覚えている」
弟に聞いてみたら、千尋は無言で顔を横に振ってしまうので「そうか、千尋は小さかったからね」と寂しそうにつぶやいてしまいます。
そのあと、二人でシーソーで遊んでいたら、朝田のぶもやってきてシーソーに乗り「ギッコンバッタン」と言って、シーソーを動かしていきました。
ところが、登美子がやってきて「大事な千尋お坊ちゃんを怪我させたら、どうするの」と千尋を連れて行きました。
「あんたのお母ちゃん、綺麗やけど怖そうやね。でも、あんたもあんたやで。あれだけ小さい子と、シーソーで遊ぶなんて、アホか」
「弟と一緒に遊ぶのはアホかな?」「弟?」「うん、本当だよ。おじちゃんの家に子供がいなかったから、千尋が小さい頃に養子へ行ったんだ。千尋は僕のことをよく覚えていないんだ」
翌日、登美子は嵩たちに「すぐに戻ってくるから」と言って、家を出て行きますが、そのまま帰らず、近所では「あの人、小さい息子を置き去りにした」と噂が広まっていきます。
朝田のぶは、その噂を聞いてしまって、いてもたってもいられず、あのシーソーの所へ向かいます。
柳井嵩が一人で、シーソーで座っていたので、朝田のぶも一緒に乗って「シーソーは二人でするもんや、ギッコンバッタン、ギッコンバッタン」と言って、シーソーを動かします。
「なんで、学校は休んだんや?ズル休みはあかん、たっすいがーはあかん」「たっすいがーって何?」「たっすいがーは、へなちょこの事や」
柳生嵩はうつむいてしまうと、朝田のぶは「しょうがない、嵩は、うちが守っちゃる」と言うと「朝田のぶさん」と呼ばれます。
「のぶでええ言うたやろ」「のぶちゃん」
二人して「ギッコンバッタン、ギッコンバッタン」と言いながら、シーソーを動かしていくのです。
柳井嵩が母親に置き去りにされる事を予想できた理由
柳井嵩が母親に置き去りにされる事を予想できた理由は、家族みんなで一緒にいた時を絵に描いたのに、母親から「前を見なきゃね」と否定されるかのような事を言われたからでしょう。
おじさんは褒めてくれたのに、こんな否定的なことを言ってくるのは、もしかして自分は、お母さんと一緒に住めなくなるんじゃないか?と考えたハズです。
もしも、母親がいつまでも一緒にいるのであれば、前を見なきゃねと言う必要はないでしょう。
さらに、髪の毛まで切ってくれたので、これは置き去りにされる前の罪滅ぼしではないか?と考えて、すぐに戻ってくるという言葉が信じられなかったと考えられます。
朝ドラ『あんぱん 第3回』の感想
柳井嵩が、母親に置き去りにされてしまい、この第3回が放送された時は、SNSが炎上しまくってしまいましたね。
二人で「ギッコンバッタン」と言いながら、シーソーを動かしていきましたが、それはいくら周りによって揺れ動かされても、切れない絆のようにも見えました。
柳井嵩は、母親を追いかけていきますが、きっと本能的に見捨てられると分かっていたのでしょう。
見捨てられると気づいたのは「前を向かなきゃね」と言われた時だったハズです。
この時は、冷たい母親の匂いがプンプンしましたが、あとで、母親の意地を見せることになります。しかし、それは、まだまだ先の話でした。

