大河ドラマ『べらぼう 第14回 蔦重瀬川夫婦道中』では、瀬川が、武家の娘から逆恨みで斬りかかられてしまい、あやうく命を落とすところでした。
そこで、瀬川に斬りかかった女郎役の女優について、詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
大河ドラマ『べらぼう』のキャスト
大河ドラマ『べらぼう』のキャストについて、詳しく紹介しています。
市中の人々
- 蔦屋重三郎(俳優:横浜流星)地本問屋『耕書堂』の主人
- てい(俳優:橋本愛)蔦屋重三郎の妻
- 喜多川歌麿(俳優:染谷将太)蔦屋重三郎を兄のように慕う浮世絵師
- つよ(俳優:高岡早紀)蔦屋重三郎の母
- みの吉(俳優:中川翼)日本橋進出後の耕書堂の手代
- たか(俳優:島本須美)耕書堂の女中
- 須原屋市兵衛(俳優:里見浩太朗)書物問屋『須原屋』の主人で、蔦屋重三郎と親交が深い
- 鶴屋喜右衛門(俳優:風間俊介)日本橋通油町の地本問屋『鶴屋』の主人
- 西村屋与八(俳優:西村まさ彦)地本問屋『西村屋』の主人
- 岩戸屋源八(俳優:中井和哉)地本問屋
- 村田屋治郎兵衛(俳優:松田洋治)日本橋通油町の地本問屋
- 奥村屋源六(俳優:関智一)日本橋の地本問屋
- 松村屋弥兵衛(俳優:松田洋治)日本橋通油町の地本問屋
- 鱗形屋孫兵衛(俳優:片岡愛之助)鱗形屋の主人
将軍家・御三家・御三卿
- 徳川家治(俳優:眞島秀和)江戸幕府第10代将軍
- 知保の方(俳優:高梨臨)家治の側室で、気性が荒い性格
- 高岳(俳優:冨永愛)大奥で権勢を振るう人物
- 大崎(俳優:映美くらら)豊千代の乳母
- 徳川家斉(俳優:長尾翼)徳川家治の後継者
- 徳川治貞(俳優:高橋英樹)御三家・紀州藩の藩主であり、名君として名高い
- 一橋治済(俳優:生田斗真)御三卿・一橋家の当主であり、野心家
- 清水重好(俳優:落合モトキ)御三卿・清水家の当主
- 田安治察(俳優:入江甚儀)御三卿・田安家の当主で、賢丸の兄
幕臣や諸大名たち
- 田沼意次(俳優:渡辺謙)幕府の財政難に立ち向かう老中
- 田沼意知(俳優:宮沢氷魚)田沼意次の嫡男であり、非業の死を遂げる人物
- 田沼意致(俳優:宮尾俊太郎)田沼意次の甥
- 松平武元(俳優:石坂浩二)長くて白い眉毛が特徴的な老中
- 三浦庄司(俳優:原田泰造)田沼家用人
- 長谷川平蔵宣以(俳優:中村隼人)のちに鬼平と呼ばれる人物
- 松本秀持(俳優:吉沢悠)勘定吟味役
- 土山宗次郎(俳優:栁俊太郎)田沼派の官僚
- 松平康福(俳優:相島一之)江戸幕府の老中
- 水野忠友(俳優:小松和重)江戸幕府の老中
- 佐野政言(俳優:矢本悠馬)騙されて凶行に走る旗本
- 島津重豪(俳優:田中幸太朗)九州の薩摩藩の藩主
- 松前道廣(俳優:えなりかずき)蝦夷の松前藩の藩主であり、冷酷非情な性格
- 松前廣年(俳優:ひょうろく)松前藩の江戸家老
- 松平定信(俳優:井上祐貴)寛政の改革を行う人物で、田沼意次を強く憎む
吉原の人々
- 瀬川(女優:小芝風花)蔦屋重三郎と親しい花魁
- 九郎助稲荷(女優:綾瀬はるか)江戸の語り手
- 次郎兵衛(俳優:中村蒼)蔦屋重三郎の兄
- 鱗形屋孫兵衛(俳優:片岡愛之助)地本問屋『鱗形屋』の主人
- 誰袖(俳優:福原遥)大文字屋の花魁
- りつ(俳優:安達祐実)芸者の見番『大黒屋』の女将
- とく(俳優:丸山礼)次郎兵衛の妻
- ふじ(俳優:飯島直子)駿河屋の女将で、蔦屋重三郎の養母
- 駿河屋市右衛門(俳優:高橋克実)引手茶屋『駿河屋』の主人であり、蔦屋重三郎の養父
- 扇屋宇右衛門(俳優:山路和弘)女郎屋『扇屋』の主人
- きく(俳優:かたせ梨乃)浄念河岸の女郎屋『二文字屋』の女将
- 留四郎(俳優:水沢林太郎)蔦屋の奉公人
- 若木屋与八(俳優:本宮泰風)女郎屋『若木屋』の主人
- 半次郎(俳優:六平直政)そば屋『つるべ蕎麦』の店主
- 松の井(俳優:久保田紗友)気性が荒い花魁でも、うつせみを応援してあげた人物
- いね(俳優:水野美紀)松葉屋の女将
- 志げ(俳優:山村紅葉)大文字屋で働きながら、誰袖を心配する人物
- 松葉屋半左衛門(俳優:正名僕蔵)松葉屋の主人
- 丁子屋長十郎(俳優:島英臣)女郎屋『丁子屋』の主人
- 大文字屋市兵衛(伊藤淳史)女郎屋『大文字屋』の二代目で、父とは違い温厚な性格
絵師・戯作者・狂歌師
- 大田南畝(俳優:桐谷健太)御家人にして狂歌師
- 恋川春町(俳優:岡山天音)小島松平家の内用人
- 朋誠堂喜三二(俳優:尾美としのり)佐竹家江戸留守居役であり、人気の高い戯作者
- 北尾重政(俳優:橋本淳)板本の挿絵を手掛ける人気絵師
- 北尾政演(俳優:古川雄大)重政の弟子であり、絵師
- 北尾政美(俳優:高島豪志)重政の弟子であり、耕書堂の仕事を請け負う絵師
- 鳥山石燕(俳優:片岡鶴太郎)喜多川歌麿に強い影響を与える絵師
- 勝川春章(俳優:前野朋哉)役者絵で、人気の高い絵師
- 朱楽菅江(俳優:浜中文一)狂歌師
- 元木網(俳優:ジェームス小野田)湯屋の主人であり、狂歌師
- 智恵内子(俳優:水樹奈々)女流狂歌師
- 宿屋飯盛(俳優:又吉直樹)狂歌師
- 唐来三和(俳優:山口森広)戯作者
- 志水燕十(俳優:加藤虎ノ介)御家人であり、戯作者
- 芝全交(俳優:亀田佳明)戯作者
- 平賀源内(俳優:安田顕)江戸時代で有名な蘭学者
- 富本豊前太夫(俳優:寛一郎)馬面太夫と呼ばれる人物
- 市川門之助(俳優:濱尾ノリタカ)歌舞伎役者
- 恋川春町(俳優:岡山天音)狂歌師として酒上不埒と名乗る人物
- 平沢常富(俳優:尾美としのり)蔦屋重三郎の本に注目する人物
蔦屋重三郎と関わる人物たち
- うつせみ(俳優:小野花梨)小田新之助に恋する花魁
- 小田新之助(俳優:井之脇海)うつせみの夫
- 平秩東作(俳優:木村了)内藤新宿で商いを行う人物
- 長七(俳優:甲斐翔真)短期で喧嘩っぱやい所がある性格
- 鳥山検校(俳優:市原隼人)幕府から保護される盲人
- 弥七(俳優:片桐仁)エレキテルの製作を手伝っていた職人
大河ドラマ『べらぼう 第14回』のストーリー
蔦屋重三郎は、瀬川が鳥山検校と一緒に連行されていく所を見て「ちょっと待ってください。なんで、そいつ(瀬川)まで連れていくんですか?」と抗議します。
役人は「お前も一味か?」と言って、蔦屋重三郎まで連れて行かれてしまい、牢屋に入れられてしまいました。
蔦屋重三郎は、監視役に「お役人さま、吉原は好きですか?もしよければ、今度、好きな子を紹介しますよ」と小声でささやきます。
監視役は、そこで今までの事情を説明して、座頭金で吉原に多額の金を使っていた事を教えますが、すぐに蔦屋重三郎は何も関わっていないと見なされて釈放されました。
しかし、蔦屋重三郎は「私が、瀬川に紹介してただけで、あいつは私に従っただけなんです」と主張してしまい、あとで駿河屋市右衛門から、凄いせっかんを受けてしまいます。
「本当のことでも、言っちゃいけねぇんだよ!」「おいおい、もう、そのへんで辞めておけ、死んでしまうぞ」
扇屋宇右衛門は、たまらず仲裁してあげて、幕府が一斉に座頭金で、もうけていた者たちを一斉に検挙した事を教えます。
しかし、瀬川は釈放されて、鳥山検校がそのまま調べられる事になったので、蔦屋重三郎は『瀬川は、大丈夫になったのだろうか?』と心配します。
とりあえずは、釈放されたものの、鳥山検校の調べは続いているので、今後、ひっくり返って、捕まる事もあり得ますが、蔦屋重三郎は少しだけ安心しました。
蔦屋重三郎は、新しい店を作ろうと考えて、そこに瀬川に来てもらう事になりました。
養父はお店を支援する事を約束していましたが「ただ、そこに瀬川をおいたら、俺はすぐにおりるぜ」と言い出して「でも、もう瀬川の事は片がついたんじゃねぇですか?」と聞きます。
養母は「重三、検校の事を恨んでいる者は多くいるんだよ」とさとしてあげますが、その心配は的中してしまいました。
武家の娘が「両親が自害したのも、すべて、お前の夫のせいじゃ」と言って、包丁で瀬川に切りかかろうとしたのです。
瀬川の命は、なんとか無事でしたが、おしらすの裁きを受けることになりますが、どうなってしまうのでしょうか?
瀬川に斬りかかった女郎役の女優を紹介
べらぼう:「おんな城主 直虎」の“竜宮小僧”新井美羽が登場 片桐仁やドンペイも出演 扮装公開#大河べらぼう #大河ドラマ #新井美羽 #片桐仁 #ドンペイ #日野陽仁 #宮尾俊太郎 https://t.co/GeHdARdlyB
— MANTANWEB/毎日キレイ (@mantanweb) March 30, 2025
瀬川に斬りかかった女郎・松崎役を演じていた女優は、新井美羽さんです。
新井美羽さんは、ドラマ『スカイキャッスル』で、好きな男子と付き合いたいと思って、クラスメートの女子と火花を散らす役を熱演して、大きな話題になりました。
しかも、大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも出演した事があり、ネットでは『あの大河ドラマに出演していた女優さんか』というコメントが続出しました。
そんな新井美羽さんのプロフィールは、以下の通りです。
- 名前:新井美羽
- 出身地:東京都
- 生年月日:2006年9月17
大河ドラマ『べらぼう 第14回』の感想
蔦屋重三郎は、瀬川だけでも何とか救おうとしたら、役人に捕まってしまい、牢屋に入れられてしまいました。しかし、そこは口達者だったので、なんとか危機を乗り越えました。
瀬川は、すぐに釈放されましたが、やはり鳥山検校たちはやりすぎたので、ここまで厳しい取り調べがあっても、仕方のない所でしょう。
吉原は、相変わらず市中で商売する事は認められず、もう金を払うのを辞めるかと騒ぎ立ててしまい、商いとは時代が違っても、難しいものという事を痛感させられる内容でした。
瀬川は離縁させられてしまいますが、おしらすで感謝の言葉を述べた時に、鳥山検校が少しだけ微笑みました。
今まで、ずっと欲しがっていた瀬川の本音と、自分に対する想いを聞けたからこそ、満足できたのでしょう。
軟禁は間違っていましたが、好きな女性を本心から大事にしたいという気持ちは、間違いないなかったハズです。